紙の本と電子書籍のどちらがいいのか、どのように使い分けるといいのか。僕の中での使い分けについて書きます。僕は紙の本も電子書籍も読みますが、最近紙の本の価値を見直すようになってきました。
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電子書籍はiPad Airのkindleアプリで読むことが多いです。読む場所はソファでごろごろしながらだったり、椅子に座って机に向かってや、布団で寝ながらなどいろいろなところで読みます。ただ、どうにも集中できないときがあって、いろいろ姿勢を変えてみてもしっくりこない時、iPadの位置が気になってとても重く感じるんですよね。
実際に重さを量ってみたら僕のiPadは737gありました。一方300ページくらいのハードカバーの本ですけど、383gしかなくて、おおよそ半分くらい。長時間持っていると見やすい位置に保持する時の疲労感が違ってきます。
紙の本と電子書籍の比較で、紙の本は電子書籍よりも目が疲れにくいとはよく言われますが、紙の本は手も疲れにくく感じます。
電子書籍は検索機能がついているので、キーワードを入力すれば紙の本よりも電子書籍が速いです。しかし実際はあまりキーワード検索をしないんですよね。
なぜなら、基本的にキーワード検索はGoogleでするから。マンガのセリフが思い出したい時とか、よくGoogleで検索しています。もちろん調べたいキーワードが特定の本にあると分かっている時は電子書籍で検索します。ただ、これはあまり本を読み返すことがないからkindleの中で読みっぱなしになっているだけかもしれません。
デジタル大辞泉では、一覧性について
全体の内容がわかるように記されていること。ひと目で全体が見渡せるようにまとめられていること。
とあります。
一目で全体が見渡せるかどうかは、紙の方がパラパラとめくって目次のページから目当のページに移動するスピードが電子書籍よりも速いです。電子書籍はページをめくるスピードは遅いし、各章へのリンクなどはありますが、行ったり来たりするには紙の本には劣ります。
これは僕の主観ですが、kindleの場合は中断から再開した時に、今どこまで読んだのか、どんな内容が展開していたのかが忘れやすいような気がします。紙の本だと前のページを見返しやすいことと関係しているかも。今思うと僕が本を読むときは文章を読み直したり行ったり来たりすることが多いかもしれません。
医学書などの専門書は紙の本を買うと電子版もついてくることがあります。専門書は500ページ以上になることも多く、紙の本も大型で重くなってくるので電子版の方が持ち運びしやすいです。外出先に持っていくなら電子書籍版が便利ですが、内容を理解しながら精読するとなると紙の方が有利なので、両方あるとそれぞれのメリットを生かすことができます。
専門書以外の書籍も紙の本を買うと電子版がついているといいと思いますが、電子版を開くアプリがバラバラだったりするので、どこにどの本があったか分からなくなることもあったり。ジャンルである程度分別するとよいかと思います。